地震時における避難経路の確保

地震後におけるライフラインの確保や作業環境の確保にお役立て下さい。

診断実績

 弊社はこれまでに事務所ビル・工場・病院など、約1,000基(系統)の設備機器・配管・ダクト・ケーブルの耐震診断を行って来ました。設備の場合、基礎の形状、アンカーボルトの種類や本数、配管などの固定方法は、 設置される場所により異なり、同一の設置状況におかれることは殆どありません。弊社では、今まで培った経験を基に最適な方法で、建築設備士、建築設備診断技術者などの資格者が診断を行います。

地震による被害例

 地震による被害と言いますと、建物自体の損傷及び地盤沈下などが注目されますが、建物内外に設置されている設備機器におきましても、被害を被る場合があります。以下に地震による設備機器の被害例を示します。

室外機

 空冷式PAC型空調機の室外機をアンカーボルトで固定していなかったため、機器が移動しています。

 

アンカーボルト

 ボルトが適切にねじ込まれていないため、アンカーボルトの拡張不足がみられます。

 

アンカーボルト

 架台下がモルタルによりカサ上げされていたため、アンカーボルトが躯体まで届かずに埋込不足となっています。

排水管

 地盤沈下により建物と地盤との間に大きな高低差が出来たため、配管が破断しています。

 

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